私は演奏というものはスポーツと同じようなものだと考えています。
スポーツ選手は競技前に柔軟運動をしますよね。
これをやっておかないと、体を傷めたり怪我をしたりします。
ヴァイオリンの場合も、毎日の基礎練習(ストレッチや音階練習など)を怠ると、
手がすぐに疲れたり、傷めたりします。
また、野球選手が素振りをするように、動きの型を体に覚えさせることが大切です。
つまらない練習よりもとにかく曲が弾きたい、という方もいるかもしれませんが、
本当にうまくなりたいのならば、何よりもこの基礎練習の積み重ねが大切です。